6月29日(月)               「破」壊                               

日曜日は「ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破」観て来ました~。
いやもう「なんだこりゃ!?」って感じでした。とにかくまだ観てないって人は
あらゆる前情報やネタバレを全力で遮断したまま早いこと観に行った方が吉!
パンフにも封がしてあり映画観る前は見ちゃダメってなってました。

というわけで、ここから先の感想はまだ観てない人はくれぐれも読まないでくださいね。
まぁ大した事は語ってないですけど;

「ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破」感想(ネタバレ注意)

RICOH R8

えっちでぃの中からなんとなくエヴァっぽいイメージの写真を漁ってみた。
6月28日(日)       いやー暑いですねぇ…                                

雨は降らなくても蒸し蒸しするのはやはり梅雨だからか。

RICOH R8

RICHO R8


けいおんは面白かったし、ハルヒ新作も楽しんでるんですが、今更ながらとらドラが終わった事が
ボディーブローのように効いてきてます。竜児や大河や北村や川嶋や櫛枝達にまた逢いたいよう。
OVAでスピンオフとかやってくんないかなぁ。

6月25日(木)       ご無沙汰しとりますー                                    

最近は通勤中とかに毎日なにかしら写真撮ってます。
あまりにも更新が滞ってるので小出しに…。

PENTAX K10D DA16-45mmF4ED AL

RICOH R8

ゴミ置き場って変なモノがあって面白いですよね。

劇場版「幼獣マメシバ」見てきました。予想以上に面白かったです。
「SAW」ばりに驚愕のラストでした(そんな映画だっけ?)

6月13日(土)       みさわぁぁぁぁぁ!                                       

ノアの三沢光晴社長が試合中にバックドロップを受けた後に心配停止。搬送された病院で
お亡くなりになられたそうです。

ノアになってからはあまり観ることはありませんでしたが、全日本の四天王プロレスの時代はテレビや日本武道館で
本当に熱く観ていました(川田や田上のファンだったので、どっちかというと三沢は敵だったんだけど)。
最高のプロレスラーだったと思います。

今はただただご冥福をお祈りします。

6月11日(木)           凄い記者                                        

今、話題になっている「足利事件」。
日本で初めてのケースとなったDNAの再検査、さらに再審を行うこともなく検察が「刑の執行停止」を決めて
即釈放となったというのも初めてだそうだ。
これはもちろん、長い間獄中から無実を訴え続けてきた菅家さんや、弁護団が勝ち取った結果なのだけども、
ここにきて世論や検察を急速に動かしたのは、「足利事件」ひいては「北関東連続幼女誘拐殺人事件」の真相を
一年間に渡って取材・放送してきた日本テレビ「ACTION」の力が大きいと思われる。
番組のブログには2008年1月の最初の放送時にこんな事が書かれている。

「これ、実に興味深いねぇ」未解決事件取材班のボス、清水記者はそう言うと、私が作った『未解決事件リスト』の
ある事件に、三色ボールペンの赤で丸をつけた。「これさ、連続殺人だと思うんだよなぁ」
清水記者が、赤い丸を付けた事件は‘96年に群馬県太田市で起きた『横山ゆかりちゃん行方不明事件』だった。
そして、こだわったのは、その周辺で過去に起きていた複数の女児誘拐殺人事件。そのつながりに気づいたのだ。
そして、たどり着いた結果は『同一犯による連続事件の可能性』だという。
我々は、何を見聞きし、そして何を知ったのか。それを今後、1年を通してお伝えしていくつもりだ。
『ACTION~未解決事件』はスタートをきった。清水記者の『実に興味深い』は、果たして1年後にどう動くだろうか。
同じスタッフとして、そして一視聴者としても、興味は尽きない。


まさに一年後、国をも動かす事になったわけだが、注目したいのはこの文中に書かれてる清水潔という記者。
彼は日本テレビの前は写真週刊誌「FOCUS」の記者であった。
そこで「桶川ストーカー殺人事件」を担当している。

1999年10月26日白昼、埼玉県桶川駅前で21歳の女子大生猪野詩織さんが何者かに刺殺された。
「記者クラブ」に加盟してない週刊誌記者は直接警察に取材することが出来ない。
ではどうするのか? 聞き込みするしかない。
清水さんは事件現場の通行人や、被害者の関係者に片端から話を聴いて回った。
そこで詩織さんの友人からこんな言葉を聞かされる「詩織は小松と警察に殺された」と。
詩織さんは小松という男から度重なるストーカー行為を受けており、何度も警察に訴えていた。
しかし警察は全く取り合わず、事件は起こってしまった。
遅々として進まない警察の捜査を尻目に、清水さんとその同僚、協力者たちは独自に犯人を追い続け、
遂に警察より先に実行犯を発見し逮捕へと導く。そして詩織さんを見殺しにしたも同然の警察の不祥事を暴き、
ストーカー法案設立への礎を築いたのである。

この事件について清水さん自身によって書かれた本がある。残念ながら現在絶版のようだが、
古本ででも見つけて読んでみてもらいたい。凄い本です。圧倒されます。

「桶川ストーカー殺人事件-遺言」(amazon)

また、前述した「ACTION」のサイトでは、ブログ記事の他に過去に放送した番組の動画も見れます。
「連続幼女誘拐殺人」の真相追求 2008
「連続幼女誘拐殺人」の真相追求 2009

菅家さんは無実だった。では真犯人は? 足利事件を含む一連の事件は同一犯によるものなのか?
清水記者、そしてACTIONの取材は続いていく。

6月3日(水)           かってコロコロで育った人達へ…                           

「定本コロコロ爆伝!!1977〜2009 コロコロコミック全史」買った!読んだ!!

歴代編集長、高橋名人、タミヤの前ちゃん、藤子不二雄A先生、更にすがやみつる、とりいかずよし、あすかあきお、
のむらしんぼ、Moo念平など、コロコロ以外ではなかなかお目にかかれない漫画家たちへのインタビューもたっぷり
収録されたコロコロコミックの30年の歴史を凝縮した一冊!!
コロコロ大好きっ子だったので読んでいてとても懐かしくそして熱い気持ちになりました。
特に藤子・F・不二雄先生についての関係者たちの証言は必読。

すがやみつる(漫画家。代表作「ゲームセンターあらし」)
『デビュー直後に仕事をたくさん引き受けて、それを持ったまま田舎に帰って、ぜんぶ締め切りに
間に合わなくて落としてしまって、しばらく干されちゃった、というエピソードがあるじゃないですか。
すごい話だなと思ったのは、先生はそれが今でもトラウマになっていて、「恐怖感が残ってる」って
言うんです。家に帰っても、ベッドに入ると寝すぎて次の日寝坊して怒られた記憶があるから、いま
だにソファで毛布をかけて寝てる、とおっしゃってました』


あのエピソードは「まんが道」を読んだ人間にも大いにトラウマを残しましたけど、大作家になった後も
そんなにトラウマを引きずっていたとは…。

伊藤善章(藤子プロ社長)
『ありがたいのは年末になると「コロコロ」の編集長と若いスタッフ含め全員で、藤子先生の部屋を見に
来てくれるんですよ。そこに先生がいるわけじゃないですし、先生の机と身の回りのものがあるだけなん
ですけど、編集者のみなさんが「ああ、藤子・F・不二雄はここで仕事をしていたんだ」って目を輝かせ
ながら見てくれる。これ、毎年必ずです。毎年来てくれるんです』


読んでてちょっとうるっときました。熱いぜ…コロコロ編集部!!
あと、興味深かったのはコロコロ編集部がライバル視していたのはボンボンではなくジャンプだったという話。

平山隆(三代目編集長)
『月曜日にジャンプが出ると、ジャンプ研究会で集まる。それぞれ担当の作品があるわけ。たとえば
僕がドラゴンボールを読んで感想言うんだけど、それだけじゃなくて、その続きを考えるわけ。
それで次の月曜日にジャンプを見る。そうするとそのマンガのおもしろさとかすごさってわかるんだよ。
こっちも考えてるからさ…そういうのって、物語作りのすごい訓練になるんだよね。それはやっぱり
サンデー、マガジンじゃなく、ジャンプなんだよね』


そのジャンプ編集長だった鳥嶋和彦氏(鳥山明マンガでおなじみですね)のインタビューも掲載されています。

やっぱりコロコロは気になる雑誌だったからね。ひとことで言うとコロコロの編集部だけが、小学館の
マンガ雑誌の中で唯一編集者が働いているところだと思う。他のマンガ雑誌はねー、悪いけど、ぜんぜん
仕事してない!』
『ジャンプの編長になった時に、まずスタッフに言ったのはマガジンのことは一切気にしなくていい。
本当に意識してほしいのはコロコロなんだ、と。』
『コロコロはつねに編集の手が非常に明快に見える雑誌だよね。他の雑誌は作家を外からとってくる
ばかりだから。打ち合わせをして作ってる感じがしないんだ。とことん打ち合わせをしてマンガを
作るっていうのはジャンプとコロコロしかないんじゃないかと僕は思うわけ』
 

ジャンプの総意ではなく、あくまで当時ジャンプにいた鳥嶋氏個人の意見として語られていますが、
ジャンプ側もコロコロを意識していたんだなということがわかります。
ちなみに僕の持論は
『コロコロからジャンプに移るのが早かった奴はモテ組。コロコロ卒業が遅かった奴はモテナイ組』

ともかく読み応え満点で、当時の漫画や誌面の写真がたくさん載っていて見ごたえもあって…
まるでコロコロコミックそのものの熱さが乗り移ったかのような一冊。気になった人は是非読んでみてください!

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